『🌎いじめられてわかった、大切な3つのこと。🌎』

皆さん、こんにちは。

旅する孤児院ダンサー、田中こうすけです！

今日は、僕の人生について話したいと思います。

僕は中学生の時、転校しました。

最初はクラスにも馴染めて、数人で一緒に学校にいったり、テニス部にも入って、充実した時間を過ごしていました。

しかし、転校してから3ヶ月、僕はその中学にいた不良グループに目をつけられました。

それから、毎晩のようにメールが来ては、呼び出され、

肩パン（肩にパンチをすること）をされたり、靴を池に捨てられたり、

タバコを吸わされたり、喧嘩売られたり。

いろんな嫌がらせをされました。

テニス部でも仲間外れにされ、先輩からも嫌がらせに遭いました。

部活をやめると言ったら、「校舎を部活が終わるまで走ってろ！」と言われ、

ひたすら走らされました。

僕にも何かいじめられるような原因があったかもしれません。

でもただただ辛かったです。。

そんな生活が1年も続き、僕は自殺を考えました。

でも死ぬことを恐れ、「耐える」という決断をしました。

しかし、「耐える」ということも楽なことではありません。

僕は泣いたら負けだと思い、人前でことを泣くことをしませんでした。

親にいじめられていることがバレたら恥ずかしいと思い、

体に傷があっても、不良ぶって、

「喧嘩して来た。」と言ってごまかしていました。

ある日、休み時間にいつも通り、不良に廊下に呼び出され、

一発殴られました。

周りにもたくさんいて、みんなの前で殴られ、横たわってしまったことが恥ずかしかったのと、とても痛みに耐えられなくて、泣いてしまいました。

その時に担任の先生が来てくれて、そこで「いじめ」が公になったのです。

担任の先生は、これからもいじめが続くと思い、

せめて「放課後だけでも助けたい」と考えてくださり、

「ボランティア部」を紹介してくれました。

そこは保育園の幼児たちの面倒をみるというボランティアでした。

別に子どもは嫌いではなかったし、「いじめから逃げられる」ならそれでいいと思い、

ボランティア部に所属することにしました。

最初は砂を投げられたり、かけっことかもしないといけなくて、

「なんでこんな嫌な思いをしないといけないんだ。」と思っていましたが、

子どもたちと話しているうちに、彼らが将来の夢を話すようになったんです。

「ウルトラマンになりたい！」とか、「花屋さんで働きたい！」とか、「宇宙飛行士になりたい！」とか。

彼らの前向きな言葉が僕の心の支えになりました。

でもいじめは終わることはありません。毎日呼び出されては殴られ続け、

修学旅行も楽しい思い出は作れず、友達と呼べる人もいませんでした。

でも、担任の先生は側にいてくれたし、両親もいじめられていることを、先生からきかされていたので、僕の味方でいてくれました。

いざというときは保育園にいけばいいという、僕にとっての「逃げ場」もありました。

僕にとって必要だったのは、

「耐える」ことではなく、

「1人ではない」と思えること、

「逃げ場」があるという余裕だったんです。

それから自然と、

どうやって「耐えるか」という考えから、どうやって「逃げるか」という考えに変わっていきました。

この考えは今でも活きています。

嫌な仕事をしていても、稼がないといけないからやめられない。

やりたいことがあるけど、現実はそんなに甘くないから、就職をして、辛い思いをする。

これは、「耐える」という考えだと思うんです。

でも「耐える」ことを続けていると、いずれ限界がきます。

僕自身が「自殺」を考えたように、限界がくると、「自殺」を考えてしまう人は少なくありません。

だから、「逃げる」という選択肢（考え）が必要だと思うんです。

例えば、

稼がないと生活していけない。一人暮らしで家賃も食費も高いし。仕事はやめられない。

↓

アルバイトにして自由な時間を作り、一人暮らしをやめてシェアハウスにして、浮いた時間とお金で海外に行くとか、好きなことをする。

これはあくまで例ですが、

こうしないといけないと思っていることは、実は見方を変えれば、

どうにでも良い方向に変えられると思うんです。

このように、ぼくは、

いかに、「余裕」を作るかが大切だとわかったんです。

話が長くなってしまいましたが、まとめると、

1.「耐える」という考えから、「逃げる」という考えもあるということ。

2.「逃げ場」が心に「余裕」を作るということ。

3.決して1人ではないということ。

もちろんいじめによって僕は辛い思いをしました。

でもだからこそ、上記の大切なことに気づくことができました。

皆さんも何か辛いことがあれば、「耐える」ではなく、「逃げる」ということをしてみてください。

辛いことを親や友達に話すでもいいですし、

好きな映画を見たり、美味しいものを食べたり、

旅行する時間を作ってもいいと思います。

自分の好きなことする「余裕」があることが大切だと思います。

「逃げる」ということも勇気ある一歩だと思います。