『🌎子どもから受けた人種差別 inエジプト🌎』

ずっと言おうか迷っていたのですが、

自分が経験してきたことをなるべく伝えたいと思い、

エジプトで経験した、子どもから受けた人種差別について話していきたいと思います。

2016年夏、僕はエジプトの首都であるカイロに行きました。

エジプトはピラミッドやモスクなど有名な観光地があることで有名ですが、

実は貧困国でも有名なんです。

街中には、たくさんのスラム街があり、

普通に歩いていると、気付いたらスラムの中に入ってるなんてことも多々あって。

僕も気付いたらスラム街の中に入ってたんです。

そこにはエジプト人の友達もいたので、安心していたのですが、エジプト人もそこがスラム街だと思っていなかったみたいで。

しばらく歩いていると、ゴミ山がたくさんあり、人もたくさんいて、歩くのが困難になってきました。

そんなとき、ひとりの少年(10歳前後)が前を歩いていたのですが、

急に止まったり、足をひっかけてきたり、

やたら嫌がらせをしてくる子がいたんですね。

終いには、押してきたり、僕に向かって何か言ってきました。(アラビア語だったのでわからなかったのですが)

そしたら僕のエジプト人の友達がその子に怒ってくれて、いなくなったのですが、

後で聞いたところ、

とにかく僕の顔が嫌いだったみたいで。笑

『なんでアジア人がこんなところにいんだ！』

『気持ち悪いから国に帰れよ』

みたいなことを言ってたみたいです。笑

言葉って分からないと全然いいんですけど、

分かっちゃうと傷つきますよね。笑

なぜアジア人が嫌いだったのか、理由は分からなかったのですが、彼の経験から来たものだったんだと思います。

初めての経験で、しかも子どもから言われたことだったので、

かなり傷つきました。

でもだからこそ、他者理解だったり、思いやりだったり、

そういう人として大切なことを

『教えてくれる人』や『学べる環境』が必要だと思うんです。

だから、『子どもの頃に世界中の人と繋がること』や、

『エンターテイメントを通して絆を深めること』って、

凄く意味のあるものだと思うんです。

この経験をしたからこそ、

『子どもたちが繋がる場所』や、『エンターテイナーとして世界中の子どもたちに夢を届けるような活動』が必要だと思ってます！

ということで、実際に8/1から2ヶ月間アジア8カ国の孤児院を周ります！！

今後ともよろしくお願い致します！