『🌎ネパールで出会った動物扱いをされた子どもたち🌎』

皆さん、こんにちは。

旅する孤児院ダンサー、田中こうすけです！！🌍

これまで68カ国で公演し、20カ国以上の孤児院や学校、ストリートで子どもたちに、ダンスを通して、『自分を信じる大切さ』を伝えてきました。

このブログでは、そんな経験を通して僕が子どもたちから学んできたことをシェアしたいと思っています。

今回はネパールの孤児院を訪れた際に、実際に聞いたお話をしたいと思います。

あるネパールの孤児院からワークショップの依頼がありました。

そこは、親が刑務所に入ってしまった為、残された子どもたちが引き取られ、約50人程の子どもたちが住んでいました。

そこのオーナーはビジネスでも成功し、柔道家として活動している方で、

ここの孤児院でも柔道を教え、ここからアジア大会に出る選手がいたり、東京オリンピックに行くかもしれない選手がいたりと、

成績優秀な子たちがたくさんいるんです✨

そんな孤児院でダンスワークショップをしてる時、頭皮を不自然に髪で隠している子がいました。

特に気にしてはいなかったのですが、オーナーの方が子どもたちについて説明をしてくださり、その子についても説明を受けました。

「ほとんどここにいる子どもたちは、親に愛されず、ご飯も犬の餌のようなものばかりで、虐待も暴力とか育児放棄ではなく、頭を燃やしたり、刃物で傷つけたり。そうやって酷いことばかりしてきた。それでも子どもたちは親と過ごすことを望んでいた。」

と言い、親はそれで捕まったり、他の犯罪を犯し捕まったりしていて、

釈放されても、子どもたちを迎えに来ることはほとんどなく、新しい家庭を作っては、同じことを繰り返すという…

そんな壮絶な過去を経験しているにも関わらず、ダンスワークショップしてる時子どもたちは常に笑顔でした。

『なんでこの子たちは壮絶な経験をしているのに、前向きで笑顔なんでしょうか。』

そう聞くと、オーナーの方はこう言いました。

『彼らは辛い経験をしているからこそ、他の子たちの痛みが分かり、お互い助け合うことの大切さを知っています。そして彼らは、友達や仲間の存在がなによりも宝物であり、彼らとならなんでも乗り越えられると思っています。』

子どもたちにとって、友達や仲間が心の支えであり、

彼らがいるからこそ、大きな壁も乗り越えられると思っているんですね。

"1人じゃできないこともみんなとなら乗り越えられる"

そんなメッセージをもらった気がします。

たまたまなのですが、今カンボジアの孤児院で、僕の仲間とともにミュージカルのワークショップをさせて頂いてるんですが、

(団体名:LES WORLD)

そこで伝えているメッセージもまさに、

"1人じゃできないこともみんなとなら乗り越えられる"でした。

なんだか全ての経験が繋がっていて、不思議な感じです。

このように僕たちが想像できないような経験をしている子どもたちがたくさんいます。

しかし、彼らはそんな過去を乗り越えようと日々頑張り、未来に向かって頑張っています。

そして才能溢れている子たちがたくさんいて、可能性に満ち溢れています。

そんな彼らと出会ったからこそ、僕の人生においは豊かになり、彼らの可能性を伸ばせるようなことをしたいと考えています。

これからも活動を続けていけるように、僕も頑張ります^ ^