旅する孤児院ダンサー、田中こうすけです🌍
これまで68カ国で公演し、20カ国以上の孤児院や学校、ストリートで子どもたちに、ダンスを通して、『自分を信じる大切さ』を伝えてきました。
このブログでは、そんな経験を通して僕が子どもたちから学んできたことをシェアしたいと思っています。
今回はアメリカのテキサスの児童養護施設で出会った子どもから学んだことをお伝えします。
アメリカのテキサスには2ヶ月半くらい留学していたのですが、毎週2回フィールドワークで、テキサスの児童養護施設に行く機会があったんです。
アメリカのテキサスはメキシコの国境と近いため、ヒスパニック系の民族がたくさんいるんですね。
また、テキサス内でも人種差別が未だ残っていたり、ヒスパニック系の民族はあまり裕福な家庭がないそうなんです。
そんな貧しい家庭が集まった集合住宅の中に、その施設があって、良くダンスワークショップをしていました。
また彼らはマイケルジャクソンが大好きだったので、
マイケルジャクソンの曲を通して、平和のメッセージを込めた、ワークショップをしてみたんです。
そしたら、何人かが、
『平和ってなに??』と尋ねてきました。
僕は、
『なんだと思う?』と聞き返しました。
そしたら彼らは、
『お金とかみんな平等にあったら仲良くできるのにー』とか、
『争いがないことが1番』
『家族がいること』
子どもたちによって意見はバラバラで、
経験してきたことや育ってきた環境によって
影響されてるんだなって感じました。
どの国でもそうですが、本当に愛とか平和って、人によって全然違うんですね。
だから、自分の意見を押し通すのではなく、相互理解がとても必要なんだと、彼らと話をして感じました。
アメリカという、多種多様な国だからこそ、お互い傷つけ合うのではなく、尊重していく人たちが増えていけばいいなと思いました。