皆さん、こんにちは！
旅する孤児院ダンサー、田中こうすけです！！
これまで世界68カ国200地域以上(2018/12)を渡航し、20カ国以上の学校や孤児院、ストリートでダンスを教えてきました。
累計1万人は超えています。
有名人との共演話もあるので、旅・子ども・エンターテイメントという視点から記事を書いて行きたいと思います！
子どもたちから学んだことについてもたくさん書いているので、是非読んでみてください
。
今回は、『モロッコで野宿した話』について紹介していきたいと思います！
皆さん、モロッコってご存知ですか？？
世界三大ウザい大国とも呼ばれているのですが、実はかなり魅力たっぷりの国でもあるんです！！
《基本情報》
正式国名：モロッコ王国
首都：ラバト（Rabat）（最大都市はカサブランカ）
面積：44万6000km2（日本の約1.2倍）
人口：約3252万人（2012年時点）
通貨：モロッコ・ディルハム（MAD）
公用語：アラビア語、ベルベル語
モロッコは西アフリカに位置していて、アラビア語とフランス語も話されています。
モロッコには、
世界遺産や観光地がたくさんあるんですね。
1.ジャマ・エル・フナ広場
マラケシュの旧市街にある有名な広場。広場の文化的空間が国際的に評価され、無形文化遺産にも登録されました。
2.アイト・ベン・ハッドゥ
1987年にユネスコの世界遺産にも登録されたこの場所は約500年前に、当時勢力を伸ばしていたハドゥー族が造った城砦。カスバと呼ばれる赤褐色の家が多く建築されています。
3.トドラ渓谷
モロッコ中部、カスバ街道の町「ティネリール」から北に約15㎞のところにある渓谷です。
雄大で迫力があり、モロッコを代表する景勝地のひとつとなっています。
その中でも最も凄いと感じたのが、やはり、サハラ砂漠でした。
僕はこの時ヨーロッパを周遊していたのですが、もともと貧乏バックパッカーだったこともあり、所持金は1万円しか持っていませんでした。
でもモロッコ物価安いし、もうほとんど旅も終わりに近かったので、余裕かと思ってました。
しかも友達もいたので、宿代も掛からなかったので、尚更安心していたのですが、、
やはりモロッコに来たからには、サハラ砂漠行きたいじゃないですか。
いざツアー会社にいくと、値段がなんと、、
《1万円！！！！！》
普通なら1万円しかなかったら、行きませんよね。だってここで使ってしまったら、もう所持金なくなるわけですから。
でも僕は、、、どうしても行きたかったので、、
購入してしまったんです！！！！！
(はい、バカーーーーーー)
『もういっちゃおう！！だって行きたいもん！！』みたいな感じで、即購入してしまったんですね。
そして翌日には、二泊三日のツアーが始まっていました。
でもこれめっちゃいいんですよ。
ホテルも食事もついて、サハラ砂漠でのバギーやラクダ(夕陽、朝陽ツアー)もついてこの値段ですからね。
バギーで砂漠を爆走し、
夜にはみんなで語り、満天の星を眺めながら語り合い、
朝になったらラクダに乗って帰る。
(ラクダに乗りすぎて疲れてる様子)
ツアーメンバーにも恵まれ、最高の時間を過ごすことができました。
そしてツアーメンバーと記念撮影して、連絡先交換して、解散！！
本当に世界中から集まっていたので、たくさん友達ができました！！
さて、マラケシュに着いて、早速家に泊めてもらっている友達に連絡してみました。
『帰って来たよーー』
しかし、、、返信がない。
そうなんです。彼の家にはwifiがありませんでした。
住所は知っているものの、僕の所持金はなんと、、
2円！？！？！？！？
2円ですよ！？！？！？
もうそんなの無理じゃないですか。タクシーもバスもバイクも乗れません。
ましてやホテルなんて絶対に無理。
でも一応いくつかのホテルを訪ねてみたんです。
『あのー、フロントだけでも寝させてもらうことできますか？』
『ごめんなさい。無理です。』
まあそうですよねーーーーー
こんな感じで振られまくる訳ですね。
ということで、野宿開始！！！！
こんなところで寝ました。
まあでも寝れないわけですよ。
人もたくさん通るし、めっちゃ怖いし、ゴキブリたくさんいるし。。
もう初めての野宿で、死ぬかと思ったわけです。
しかも次はイタリアに行く予定だったのですが、それまでもう一日マラケシュにいないといけなかったんですね。
水も飲んでないし、食べ物も食べてないし、餓死寸前。
ここで思ったわけです。
『あ、ストリートダンスしよう』
そう。人は窮地に立たされると、もう恥ずかしいとかっていう概念がなくなり、踊ります。
朝と昼はかなり暑いので、夜まで大人しく待ち、夜になった瞬間踊りまくりました。
するとかなり人が集まり、チップをもらったり、水も飲むことができ、ご飯も食べることができました。
しかも！！！
モロッコ人に声をかけられ、『ウチにこいよ！』って言ってくれて、家に招いてくれたんです！！！
しかもちょうどその家庭では、結婚式が終わった後だったらしく、近所をダンスや歌を歌いながら周るという自主イベントを開催していて、
僕もそれに参加しました。笑
(数百人の前で踊る経験もここでしました。)
(子どもたちもやって来た！！)
まあそんな感じで助けられ、無事に生きることができました！！
いろいろありましたが、あの時サハラ砂漠に行くという決断をし、ストリートダンスをするという決断をして、本当に良かったです。
お陰で色んな経験ができ、いろんな人と繋がることができました。
皆さんも行きたい時に行かないとチャンスを逃すので、お金なくてもとりあえず行ってみてくださいね！！笑
他にもたくさん記事が書いてあるので、そちらも是非参照してみてくださいね！！
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