『🇱🇧《世界まとめ94》難民キャンプに1週間滞在して学んだこと🇱🇧』

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皆さん、こんにちは!


旅する孤児院ダンサー、田中こうすけです!

 

 

これまで世界72カ国200地域以上(2019/7)渡航し、20カ国以上の学校や孤児院、ストリートでダンスを教えてきました。

 

 


累計1万人を超えました。

 

 


有名人との共演話だったり、

旅・子ども・エンターテイメントという視点から記事を書いて行きたいと思います!

 

 

 

 

今回は、『難民キャンプに1週間滞在して学んだこと』について紹介していきたいと思います!

 

 

今回僕はシリアの国境付近にあるシリア人難民キャンプへ1週間滞在しました。

 

セキュリティも厳しく、一度は入るのを拒否されましたが、

 

しっかり目的と滞在期間を説明したら、入れてくれました。

 

 

そして、シリア人の方の家にホームステイさせて頂くことになりました。

 

 

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このホームステイ先のお姉さんが、今回の難民キャンプツアーのコーディネートをしてくれた方です。

 

 

 

難民キャンプにはコネクションがないと入れないので、この地域にある難民キャンプに自由に入れるわけではありません。

 

 

なので、このお姉さんのコネクションがある一部の難民キャンプにお邪魔しました。

 

 

Day1 -初めてのワークショップ-

 

難民キャンプに入ったらまず、

このキャンプを仕切っている有力者の方がいるので、その方に企画の説明をします。

 

 

ダンスを通して子どもたちに笑顔を届けたいんです

 

そして有力者の方はこう言います。

 

 

ここの子どもたちはシリアの紛争で親を亡くしたり、子ども自身も負傷して、身体的に精神的にも辛い思いをしてる子どもも少なくないので、本当に嬉しいです。よろしくお願いします。

 

と言ってくださいました。

 

そして、ダンスワークショップを開始しました。

 

音楽を流した瞬間、たくさんの子どもたちが集まって、凄い自体に!!

 

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まずは彼らが見たことのないようなロボットダンスを披露しました!

 

↓映像はこちら↓

https://youtu.be/gNR3PpFFdFQ

 

 

映像でも見てわかるように、パフォーマンスの後、自然と子どもたちをダンスに巻き込み、

 

簡単なダンスを通して、みんなが楽しめる雰囲気を作ります。

 

 

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"音楽やダンスと無縁の子どもたちが、いかに抵抗なく楽しめるか"

 

ここに焦点を置いてワークショップを行いました。

 

ワークショップは大成功!!

 

 

子どもたちや親御さん、有力者の方から、

感謝のお言葉をたくさん頂きました。

 

 

そしてまた帰ってくることを彼らに伝えました。

 

 

Day2-3 -大失敗したワークショップ-

 

2日目、口コミから広がり、イタリアのNGOで難民の子どもたちにエンターテイメントを届けている団体と連携し、ワークショップをさせて頂きました。

 

 

年齢は3歳-10歳くらいの子どもたちが対象で、教室が三つあり、1クラス15-20人くらいいました。

 

 

そして、最初のクラスで、昨日と同じようにロボットダンスのパフォーマンスをしました。

 

 

すると、数人の女の子が大号泣!!!

 

首が動いたり、腕の関節を外す動きを子どもたちは見たことがなかったみたいで、

 

僕をモンスターかなにかと勘違いしてしまったようです。

 

 

こんなことは今までなかったので、僕も少しテンパりました。。

 

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ただ、パフォーマンスを終えた後、明るい音楽でワークショップを開始したら少しずつ子どもたちの笑顔が戻ったので良かったです。。

 

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その後の2クラスは、パフォーマンスとワークショップの方針を変え、子どもたちが怖がらないようなものを提供し、

 

無事に終えることができました!!!

 

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初めて子どもたちの笑顔ではなく、を作ってしまいましたが、

 

何はともあれ子どもたちの笑顔が戻って、無事にワークショップを終えることができてよかったです!

 

 

Day4 -不良たちによる妨害-

 

4日目、難民キャンプの近くにある、子どもたちが集まる公園に行ってきました。

 

ここにはレバノン人の子どもたちやシリア人難民の子どもたちが一緒になって自由に遊べる公園のひとつで、

 

そこでワークショップできたら最高だなと思っていました。

 

なぜなら、シリア人とレバノン人が憎みあってる事実があるのを知っていたからです。

 

 

↓詳しくはこちら↓

『なぜシリア人とレバノン人は憎みあっているのか。』

https://desafian0215.hatenablog.com/entry/2019/07/15/212924

 

 

そして公園に入った後、大音量で音楽を流し、注目を集めます。

 

 

すると、たくさんの子どもたちとその場にいたちょっと悪い系男子たちが集まってきました。

 

 

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子どもたちと踊ってる時に、

 

『Fuck you!!!(くそったれ!)』と連呼されたり、

 

ワークショップ中に無理矢理肩を組まれ、写真撮影させられたり、

 

パフォーマンス中も中に入ってきて、妨害したり、

 

 

これはワークショップどころじゃないということで、終了せざるを得ない状況になりました。

 

 

正直、凄くムカつきました。  

 

 

スタッフたちと話し合い、また後日披露するということで落ち着きました。

 

 

Day6 -違う地域の難民キャンプへ-

 

ワークショップを開始して6日目。

 

違う難民キャンプの有力者から、パフォーマンスを披露してほしいとの連絡があり、向かうことにしました。

 

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少し山奥なので、動物もたくさんいて、長閑な場所です。

 

 

ここの子どもたちもダンスや音楽とは無縁の生活を送っていて、

 

じゃあ基本何してるの?』というと、

 

ごっこをしたり、おままごとをしたり、

 

子どもたち自身で遊びを考えて遊んでいるそうです!

 

 

そしてワークショップがスタート!!

 

たくさんの子どもたちが一斉に集まってきました!!

 

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不思議な動きにびっくりしながらも、たくさんの笑顔を見ることができましたし、

 

中には僕のダンスを真似する赤ちゃんもいて、とても可愛かったです!!

 

(インスタにその動画が載ってるので、興味がある方はそちらで見てみてください!)

Instagramhttps://www.instagram.com/kousukeofficial0/

 

 

約30分間、パフォーマンスをしましたが、

 

怖がらせることなく、パフォーマンスを通して子どもたちの笑顔をたくさん見ることができ、とても嬉しかったです。

 

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また有力者の方が僕のことを気に入ってくださり、難民キャンプを案内してくださり、

 

難民キャンプが抱えている問題について教えてくれました。

 

そのことについては、最後のまとめの方で書きたいと思います。

 

 

Day7 -リベンジ ワークショップ-

 

あの例の公園で妨害されたので、

 

今回はセキュリティを3人用意し、妨害できないようにしました。

 

つまり妨害してくる人は、彼らが退治するというシステムを導入したのです。

 

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(僕の横にいる2人がセキュリティの2人です。)

 

 

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(そしてこのアイスを持ってる人がもう1人のセキュリティ。彼が一番強いです。)

 

 

僕がなぜこの公園でワークショップをどうしてもやりたかったかというと、

 

今この難民キャンプでシリア人とレバノン人が対立してる中で、

 

その価値観が子どもたちにも植え付けられるというのを少しでも阻止したかったんです。

 

 

この大人の事情は子どもたちには関係ない。

 

 

これからは子どもたちがこの世界を作っていく。

 

 

お互い憎み合うよりも、尊重し合った方がいい。

 

レバノン人もシリア人も同じ人間なんだ。

 

必ず分かり合える。

 

 

そしてこの日、たくさんのレバノン人やシリア人の子どもたちがいました。

 

というのも、僕がワークショップを始める前に子どもたちに聞いてたんです。

 

 

『あなたはなにじん?』

 

『僕はレバノン人だよ!』、『僕はシリア人!』

 

 

7:3の比率で、シリア人の子達が多めでしてたが、両国の子どもたちが集まりました。

 

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そしてパフォーマンスを披露し、子どもたちも自然と真似するように!!

 

みんなで一緒に踊ることができました^ ^

 

 

僕はこの時思いました。

 

 

エンターテイメントなら、子どもたちと一つになることは難しいことではない。

 

 

そして、一つになる瞬間をたくさん作り上げていくことで、相互理解に繋がると。

 

 

そして、それを見ていたある親御さんから、

 

多くの子どもたちが一緒に踊ってるところを見て感動しました。ありがとう。』と言ってくださり、

 

 

大人の方々も子どもたちが一つになる瞬間を見ることで、価値観が少しずつ変わっていくのかなと思いました。

 

 

まとめ

 

僕が難民キャンプに1週間いて学んだことは主に2つあります。

 

まず1つ目は難民キャンプが抱える問題点

 

たくさんの人が小さな地域にたくさん住んでいるため、水や食料、電気が不足しているそうです。

 

ただ、今現在はヨーロッパ諸国からの支援もあるため、そこまで危機的状況ではないそうですが、

 

注目されなくなれば、大変なことになるので、たくさん発信してほしいとのことでした。

 

 

また、レバノンの軍隊との対立も激化していて、

 

家が破壊されたり、支援金が届かなかったり、かなり支配されているので、差別もあったり、難民の方々はかなり苦しんでいるとのことでした。

 

僕ができることは、発信することしかできませんが、少しでもこの事実がまだあることを広め続けていくことが大切だと思いました。

 

 

2つ目はダンスの需要

 

紛争や貧困で苦しんでる子どもたちは、楽しめる瞬間がなかったり、

 

子どもたち同士が繋がるきっかけがなかったりします。

 

実際にワークショップを1週間行い、たくさんの方々からお話を聞いたり、子どもたちの様子を見たときに、

 

 

ダンスや音楽などのエンターテイメントを通して、子どもたちが楽しめる瞬間や前向きになるきっかけを作ることができると確信しましたし、

 

レバノン人の子どもやシリア人の子どもたちが一緒にダンスをした光景を見て、1つになるきっかけを作ることができると感じました。

 

これは言うならば、日本人の子どもと北朝鮮の子どもが一緒に踊ることと同じような光景です。

 

たった1週間でしたが、たくさんの難民キャンプやNGOから依頼があったのもあり、ダンスにはかなり需要があるんだと改めて感じました。

 

 

 

以上が僕が難民キャンプで学んだことです。

 

 

少し長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました!!

 

 

 

他にもたくさん記事が書いてあるので、そちらも是非参照してみてくださいね!!

 

 

 

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