皆さん、こんにちは!
世界97ヵ国3万人以上の子どもたちと踊ってきた孤児院ダンサーこうすけです!
2022/9/5
首都のキーウから電車で5時間西に進んだ場所、Shepetivkaという場所にきました。
先日、僕の友達が紹介してくれたウクライナ人の方が、紹介してくださった施設で、今回は1つの学校とシェルター(避難所のような場所)で踊らせて頂きました。
(日本とウクライナの国旗をフェイスペイントしてくれました!)
学校はこの地域の子たちが元々通っている場所なのですが、
ここのシェルターは南や東の激戦区から逃げてきた十数組の家族が住んでいました。
今回は合計60人〜70人くらいの子どもたちと踊らせてもらったのですが、本当に明るくて、元気で、人懐っこい子が多かったのですが、話を聞くと本当に怖く、辛い戦時下にいたのだと感じました。
そしてこのシェルターで、僕のワークショップを主催してくださったあるお母さんから話を伺いました。今からその話を少し共有させてください。
2022年2月24日。
ロシアはウクライナ全土に爆撃を開始しましたが、その最初の爆弾が落ちた地域に住んでた方でした。
あちこちで爆弾が落ち、10歳と12歳の娘と息子がいるお母さんは怖くて震えて、泣いているお子さんを抱きしめ、どこか遠くに逃げようとしました。
すぐに車を走らせ、西の方に向かいましたが、1時間ほど走らせていると、3つ先の車が爆破され、本当に怖い思いをしたそうです。
爆弾やミサイルが降ってくるのを避けながら、ロシアの戦車やロシア軍をたくさん見ながら、なんとか逃げてきた場所がこのShepetivkaという場所でした。
しかし、この地域も8/24に爆弾が2つ飛んできたみたいで、本当に恐ろしかったと言っていました。
(シェルターの外観)
僕は幸いにも空襲警報を聞いただけで砲撃音を聞いたこともミサイルを見たことも戦車も見たことがありません。
本当に現実にそれを経験し、家族を守るために、生きるために逃げてきた人たちの話を聞くと、本当に心が苦しかったです。
またこのシェルターは、古いアパートを何組かの家族で共有しているので、
他の住人と共同キッチン、共同トイレ、共有リビングなどで決してプライバシーが守られてる空間ではないけれど、同じ経験した人たち同士が助け合っていました。
子どもたちはみんなでサッカーしたり、tiktokを撮ったり、筋トレをしながら日常を楽しんでいましたが、この当たり前と思っていた光景は当たり前ではないのを彼らは知っているので、
僕たちが来てすぐにハグをしてくれたり、たくさん話しかけてくれたり、写真撮影をしたり、お別れする時もみんなハグをしてくれました。
そして、
『来てくれてありがとう。』と言ってくれました。
彼らにとって僕たちは初めて関わる外国人だったみたいです。
こういう思い出が彼らにとってかけがえのないものになってくれたら嬉しいと思いますし、もう爆弾の音を聞くような生活をしてほしくないなと心から思いました。
また、動画などは公開しても良いということだったので、また子どもたちの様子などは後ほど載せていきます。
ということで、これから夜行列車で4時間かけてリビウに戻ります。(夜中2時着)
そして明日の朝9時にモデルの撮影の仕事が入ったので行ってきます。
今日はかなり怒涛のスケジュールですが、すごく充実した1日でした。
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