🇷🇼ルワンダの子どもたちとジェノサイドの影響

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皆さん、こんにちは!


世界99ヵ国3万人以上の子どもたちと踊ってきた孤児院ダンサーこうすけです!

 

 

今回はルワンダの幼稚園と小学校でワークショップをさせて頂きました!!

 

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ルワンダの子どもたちは他のアフリカ諸国の子どもたちと違って、シャイな子たちが多く、割と周りを見ながら踊る子が多い印象でした。

 

少し日本と同じ雰囲気でしたね。

 

結構原因としては、ルワンダ独裁政権みたいなので、その抑圧された教育を受けているため、子どもたちは割と控えめみたいです。

 

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また、小学校でも踊ってきました。

 

ここは、日本のNGO団体から支援されているため、何人か日本語で挨拶をしてくれたり、自己紹介をしてくれました!!

 

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ダンスもかなり盛り上がって、とても楽しかったです。

 

 

さて、ここでジェノサイドの話と根深い民族間の溝、それが子どもたちにどんな影響があるのかについて話して行きます。

 

ルワンダ・ジェノサイドの影響】

 

-ジェノサイド経験者の話-

1994年にルワンダの二つの民族の間で行われた大虐殺。 


これはかなり残虐で、100万人の人が亡くなったと言われていますが、

 

 

今回ルワンダで出会った日本人の方から、実際にジェノサイドを経験した人と話したことがあるということで、間接的ではありますが、経験者の方の話を聞くことができました。

 

 

ジェノサイドを経験した女性Vさんは、当時5歳だったと言います。

彼女のお父さんとお姉さんは反対勢力に見つかり、すぐに道路に引きずり出され、みんなの前でナタを頭に振りかざされ、命を落としたと言います。

そこから、Vさんは見知らぬ方に連れられ、コンゴとの国境に向かったそう。 

 

もう歩きすぎて、Vさんの足からは血が出ていたそうで、歩けなくなっていました。

そこに細くて、綺麗な女性が歩いてきて、
おんぶしてあげるよ。』と言ってくれて、その女性におんぶしてもらいながら国境に着いたみたいなんです。

 

そこで、検問があるのですが、その女性の見た目が当時虐殺の対象とされてた民族そのまんまということで、すぐに周りにバレて、その検問にいた男たちにボコボコにされたみたいなんです。

 

そしてVさんはその女性におんぶされていたので、その女性の返り血を浴び、そのまま倒れ込んだみたいで、その女性は亡くなったそう。

それから、そこにいたある男性に助けられ、コンゴに逃げたそうです。

そこから数年はトラウマで口も開くことができなかったそうです。

 

 

-今の学校の問題-

そんな根深い民族の争いは今でも続いており、
今の子どもたちのお父さんが刑務所にいたりするので、

周りから、
『お前の家族は人殺しだ』などのいじめがあるそうです。

民族のことについて語るのはタブーですが、
ルワンダ人からはどの人がどの民族というのは見た目ですぐわかるそうで、それがいじめになっていたり、

被害者の方々には政府からの手厚いサポートがありますが、加害者にはもちろん何もないので、スラムに住むしかないというケースも多く、

今の大統領がかなり独裁だから治安が保てているけれど、お互いの恨みは増しているのではないかと言われています。

 

 

このような背景からいまだに民族間の間で溝があり、それは今の子どもたちにも影響してると言います。

 

少しでもダンスで楽しい時間を過ごしたことで、お互い歩み寄ってくれることを祈るばかりです。

 

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